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2018年 年頭ご挨拶

■さらなる創造力強化とお客様の笑顔を■

2018年1月1日
シーアールボックス株式会社
代表取締役社長 菊地 仁志

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、当社にとって変革の年でありました。
技術面においては、太陽光発電のパワコンや産業機器等での要求拡大を見越し、 電源開発での限度としておりましたDC1,000V入力をDC1,500Vまで引き上げ、また直流給電関連設備等の要求対応も視野に入れた設計基準や設備等の見直しを実施致しました。 同対応は早速とある大手企業様にも評価ご採用頂き、当社保有技術が一線級であることおよび技術の方向性が間違いでなかった事を再認識した年でもありました。
体制面においては9月に社長交代となり、旧来の営業推進部を営業部としてお客様対応のさらなる強化をはかるとともに、代理店各社様の負担を減らし、シームレスな営業活動に繋げることが可能な体制となりました。

一方我々をとりまく市場環境については、特に部品統廃合の波が年々大きくなっていることに危機感を感じた年でもありました。 というのも単なる部材手配や設計変更対応についてのロスやリスクではなく、市場の動向が大ロット化、画一化へと向かうことについてです。
市場原理と考えれば正しい方向なのかもしれませんが、世界規模での価格競争であれば、中国を初めとする技術新興国のレベルも格段にアップしつつある現在、 実績や信頼性も十分に積み重ねた暁には多くが取って代わられてしまう分野も少なくないでしょう。

我々シーアールボックスは日本企業としての信念を貫き、常に一歩先を行く思考と創造力を持って粛々と技術の研鑽を進め、必ずやお客様の成果に繋げて参る所存です。

本年も旧倍の御愛顧を賜りますとともに、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。